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ドライブ

2019/08/05 00:00

 先週末は久々に道志道をぬけて山中湖までドライブして来ました。

 1,000ccノンターボ、ASG(クラッチペダルレス5速マニュアル)のVolkswagen UP!・・・。
道志道の登りは前所有車BMW320i(6速オートマチック)の頃は4~5速が主な使用ポジションでしたが、GTiでないノンターボASG5速の現在の愛車Volkswagen UP!では、なんと3速では登れず、2速まで落とさないと道志道を登れませんでした(笑)。
非常に非力で各ギアのトルクも低回転ではあまりなく、ターボ付きの軽の方がはるかに発進加速も良いのですが、ターボ嫌いで各ギアでの回転の盛り上がりがほしい自分にとっては1速はのびないのでつまらないものの、2~3速ののび方は気持ち良く高回転まで上がり、フルアクセルで走行できるので遅いクルマであっても運転する楽しみが味わえます。

 昔のminiのような走りは今の強力になったMINIには関係のないものになりましたが、同じような質感の走りはVolkswagen UP!で味わうことが出来ます。

 さて、目的としては思いつきで昼食を山中湖方面で食べようということで、山中湖から道志道をちょっと下ったところにあるグータンというお店で食べました。
 このお店は写真のようにアンティックでオシャレなお店で、店内に入ると展示物も多く、英国クラシックカーが入口に鎮座していることもあり、いろいろなクルマのオフ会で集まる場となっています。(特にmini)
 もともとはミニチュアハウスづくりをしておられた奥様のお父様が展示物も建物もつくられたそうで、そこがそこはかとない古い英国的な素晴らしい環境となっている理由です。

マスターは元ラーメン屋だったそうですが、そのスープ作りを洋食に活かした料理はとても美味しく、特にピザの人気が高いようです。
料理の器にも気を使われていて、ハンバーグの器とか、かなり他にはない良い感じです。
場所が場所なので、水が美味しいために余計に料理も美味しくなることもあるかもしれませんね。

 しかし、先週末ははじめて道志~山中湖の間で気温が30度を超すのを体験しました。これまで都心部が32~33度くらいあっても25~26度くらいしかないのが普通で、お店にはエアコンがないのが当たり前なので、本当にビックリしました。
 まぁ、自宅付近の道の上では38~42度にもなっていたので30度あっても仕方ない日だったのかもしれませんが、マリモのいる山中湖が30度超えとは・・・今年は異常に暑い夏ですね~。

 帰りに道志の道の駅に寄りましたが、随分立派な道の駅になっていてビックリしました。はっきり言って以前通ったときには「野菜の販売しかない?」と思っていたので、炭火焼きのヤマメとか、いろいろ食べられるコーナーもあり、昔はご当地物のお菓子なんてクレソン煎餅しかなかったのに、いろいろなものが売られていて本当にビックリでした。
 山中湖そばの方では桃の販売もあったし、伊豆に負けないくらい美味しいものが売っていました。

 さて、登り坂では前のクルマについて行くので精一杯だったVolkswagen UP!でしたが、帰り道の下り坂では速い速い!
 ロールはしますが、路面に張り付くような感じで上手に峠道を下っていきます。ステアリングも足回りはドイツ車にしてはやや柔らかめな割にはクイックなのでコーナーは楽しくクルクル回れます。
 けど、もとちょっとブレーキの効きが良い方がいいかな。。。ヘアピンカーブの手前でオーバースピードだと、もうちょっと効きが良い方が安心して運転できるかもしれません。
 若い頃だったらもっとかっ飛びたいので、間違いなく足回りはもっと固めたと思いますが、もうゆっくり走るのでノーマルのままでも問題なしです。
 最近はほとんどのガソリンモデルがターボ化されてしまい、排気量を下げてターボでパワーを上げるようになっており、ターボ嫌いなぼくにはつまらない時代になっていますが、Volkswagen UP!のベーシックさは古いクルマの扱いに共通する部分があり、昔からのクルマが好きな方は楽しめると思います。

 自動のクラッチングが鈍いという欠点はあるものの、渋滞時にはオートマチック走行、道が空いたらマニュアルシフトで走行とすれば、マニュアル車のクラッチを踏んでいる渋滞の疲れは回避できるし、マニュアル車のダイレクトな走りも選択できるところは魅力的といえます。

 そうですね。。。
 同じコース(山中湖までの道志道)を所持していたクルマで比較すると・・・
 とりあえず1~5で位として評価してみると。。。
 Rover75(1998) / BMW320i(2010) / mini(1989) / Polo(1995) / UP!(2019)

1. 走行性能: BMW320i / Rover75 / Polo / UP! / mini

2. 楽しさ(コーナーリング): BMW320i / UP! / mini / Rover75 / Polo

3. 安定感: BMW320i / Rover75 / Polo / UP! / mini

4. 楽しさ(加速の仕方): BMW320i / Rover75 / UP! / mini / Polo

5. 楽しさ(下り坂):  UP! / mini /BMW320i / Rover75 / Polo

6. (参考)優雅さ: Rover75 / BMW320i / mini / Polo / UP!

7. (参考)オシャレさ:  Rover75 / mini / UP! / BMW320i / Polo


 そんな具合で、ぼくの感覚としてはですが、UP!は価格が圧倒的に安いにも関わらず、以前乗っていたクルマのうち、特に気に入っていたクルマと比較してもかなり健闘しているクルマだと思います。
 まぁ、miniとUP!については普通乗用車というよりも、国内のクルマで比較すべきは軽自動車だと思うので、その辺での満足度という部分もありますけれど(笑)。


しかしこのクルマ、犬が骨くわえて走ってるとこ…と言っている人がいたけど、たしかにそう見えるなあ(笑)

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