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制作状況&スタインバーガー

2016/03/22 00:00

 只今、新曲の曲作りを開始しています。
その間は自分たち主催のライブをお休みしますので、3~4曲制作し、組曲として完成させるまでですから、早くても秋頃までは制作期間になるかと思います。

 制作中の組曲は「続・人形大戦」組曲となり、すでに録音済みの3曲に追加していって、6~7曲の組曲にする予定ですが、当初は「どの曲も、今までやったことのないイメージの曲に自分たちらしさを加えるという手法でいこう。」という考えで制作を進めてきました。

 1曲目は「なんとなくエンヤみたいな雰囲気と、ジブリ映画のようなイメージを組み合わせる」という感じで「妖精の人形工場」、2曲目は「なんとなくテクノポップ風(笑)」で「秘密の扉」、3曲目は「なんとなくスウェーデンポップ風+元気な童謡」で「電池と魔法、そしてクルマ」と録音してきました。

 さて、そしてネタ詰まり。。。

 やったことのないイメージの曲だけで組曲を作る(しかも、ジャンル的な被りなし)というのは、やっぱり厳しいようです。
 一応、「ややソウルっぽくて、ファンキーな曲」のイメージはありますが、それ以外はどうも浮かんで来ません。。。

 なので、今作っている曲は、人形大戦組曲以降の曲についてはいろいろと細かいところを難しく作っている曲が多いので、「シンプルに聴こえてキャッチーな曲」を目指すことにしました。
 が。。。、いろいろと作っている最中なのですが、確かに入り口はリフ部分に無音も長くあってシンプルではあるものの、どうも2度の転調等のある・・・シンプルとは言えない曲になってしまいそうです。
 当初イメージした感じは、バッドカンパニーのバーニングスカイのように、スティービーワンダーの曲をバッドカンパニーが演奏した曲を目指すつもりだったのですが、途中、ゲーリーニューマンとイエスをごちゃ混ぜにしたようなリフになったり、ジャパニーズポップスの定番の半音進行になったり、スティービーワンダー風のメロディーではじまったのに、わずか2小節もしないうちにすぐスレイドのようなメロディーになっちゃうし・・・、やっぱりハチャメチャな曲になりそうです(笑)。

 以上が制作状況報告でしたが、今日のブログ内容はそっちよりも↓の内容を書くつもりだったのでした。
 あやうく忘れるところだった。。。


 SGスタンダードのピックアップをディマジオのブルースバッカーに入れ替えていたものから、オリジナルの57クラシックピックアップに戻した関係で、そのSGに装着していたブルースバッカーをスタインバーカースピリット(スタインバーガーの廉価版ギター)のリア側に入れてみました。

 こんな感じです。最初はスタインバーガーオリジナルのフロント、後半がブルースバッカーのリアの音です。(Magistoという動画共有サイトを使っています。)
 素晴らしい音というわけではありませんが、まあまあ、なんとか使える感じ。。。

http://www.magisto.com/video/Kk9COUEMRT8yXxNgCzE



 このスタインバーガー、購入の動機は「小さいし、ヘッドもないので荷物でギュウギュウのクルマにも、後部座席のヘッドレストの後ろにも置けるコンパクトさ。」でした。
 ものものしく楽器を運ぶ姿にならず、公園等でのゲリラライブでも楽器が目立たずに運搬することができる。。。そのような意味での購入でした。
 けして「スタインバーガーがハンバーガーみたいで美味そうな名前だから」ではなかったのです。

 しかし、ヘッドが無いことによるボディーとネックの重さのバランスがほとんどボディー側に偏っているために、軽すぎるネックでチョーキングの際にネックまで動いてしまう弾き難さや、小さ過ぎるボディーが持ちにくかったりで、どうも使わず仕舞いになってしまっていました。

 けれど、よーく考えてみて「あー、なんで毎月ライブをやって来た"Sammy's Hawaiian Café"でのライブの時にこのギターを使わなかったのかなぁ・・・。」と思う今日この頃。。。

 なにしろ"Sammy's Hawaiian Café"は演奏場所が狭くて、ギターを弾いている状態からコーラスをするためにマイクの方に振り向くには、ボーカルの美妃の頭上にギターのヘッドを通過させないといけないくらいタイトでしたし、ベースの村上は斜に構えたままの演奏でした。
 実際に一度、演奏中に美妃の頭にSGのヘッドがボコッと当たってしまったこともありました。

 でも、ヘッドがなくてボディーも極小のスタインバーガーを使っていれば、美妃の頭に接触することもないし、自分の身体の向きも自由に演奏できたと思われ、なんでこのギターを使ってみなかったのか・・・と悔やんでいます。

 このスタインバーガーはかなりいじっていて、トーンコントロールは無くして1ボリュームコントロールのみとし(穴はBMWマークで塞ぎ)、ボリュームはAカーブのものに変更して左利き回転ではなくて右利きと同じ回転に変更し、リアピックアップをディマジオバーストバッカーに変更しています。

 木材部分が少なくて無駄に共振する部分もないため、音はピックアップの音そのままと言いますか、あまり面白くない音ではありますが、スタインバーガー製の出力のかなり小さいピックアップは硬めな音になっているため、以前装着していたGibsonの57クラシックピックアップよりも、ディマジオの「シングルコイルの音がするハムバッキング」であるブルースバッカーの方が、他のピックアップとの相性は良いような感じがします。

 秋~冬ころにSammy'sでライブを復活させる際には、このギターも使ってみようかなぁ。

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