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昨夜のライブの報告

2020/02/17 18:00

 やって来ました蒔田わみんでのライブ。報告です。
 今年から報告のムービーはやめ、ラジオ配信もSammy's Hawaiian Cafeでの主催ライブ直後のみで報告としましたので、主催ライブ以外の報告はブログで文字のみとなります。

 うむ、演奏の出来は個人的にはあまり良くはなかったのですが、最後のバンド"It's Love"さんのギターの方のアンプをお借りしまして、このアンプはプレキシを超小型にしたような音の真空管アンプで、とても気持ち良く弾かせて頂きました。ありがとうございます!
 暖まるに従ってどんどん音が太くなって、かつ、エッジも出しやすいアンプなので弾いていて楽しいアンプでした。

 さて、バンド2つ、弾き語り3人の5組によるライブになりましたが、どちらもお客様は多くない中、やっぱり我々は一番少なく?ゼロでした(いや、妻は来ているので1とすべきか…)。

 けれど、かなり個性的な方々が集まっていたのでそれなりに楽しめるライブだったと思います。

 アンプをお借りした"It's Love"さんはなんとなくキリスト教色をところどころに感じさせるようなイメージがある3ピースのファンクバンドでしたが、実はこの手の音楽はぼくと村上は案外得意としていた内容だったりします。
 ビッグマフ(ビックマックではありません)の歪みが懐かしい音でしたが、その背の高いギターの方、なんと私と同じ谷口楽器ユーザー(要は左利き)で、大きな身体に子ども用のように小さなレフティストラトを使われていました。

 そうなんですよねー、自分もそうなのでよくわかるのですが、左利きのあるあるで、もともと右側ではじめれば楽できるのに左利きだから左でギターを弾かないと弾きにくい…とか頑固だから左利きモデルを弾いているので、もともとみんなに合わせるとか協調性があるタイプは少ないわけで、ギターもちょっと変わったモデルや超合理主義なギターとか超高額モデルを欲しがる傾向が右利きより顕著にあるように思います。

 正直、あまり左利きのギタリストをライブで見ることがないので(ベースはけっこう多い気がする)、そっかー、こういう動きに見えるのか…と感じながら客観視してしまいました。

 ぼくはよく左利きであることに気づかれない事があるのですが、なんとなくその理由がイメージできる事を発見しました。

 当初、「左利きである事に気づかなかった」と言われた際、多分「お前には興味が無かったので、お前を見ることはなかった」という事かなと思っていたのですが、客観視に見ていて気づいた事があったのです。
 それは、ギターを地面と水平近くに真横になる角度で身体の横ではなく真ん前のポジションでギターを持つと、角度的な問題で左利き特有の違和感を視覚的に感じさせず、逆にネックを立ててギターを斜めにしたり、身体の横にギターを抱えると違和感を最大に感じさせるという、視覚的な問題に気づく事ができました。

 ぼくはたまたまポジション位置が高くて真ん前に抱えるため、偶然にもそれに該当していたわけですね。
 そう言えば、カルロスリオスやオーティスラッシュやポールマッカートニーはあまり違和感が無いのに、ジミヘンやトニーアイオミは違和感をバリバリに感じさせるのは、そんなちょっとした違いなんだなーと、気づかせていただきました。
 いゃー、こうして左利きの方と一緒にライブをやってみないと気づく事がない部分、勉強できました。

. 出演者を順を追ってぼくの勝手な感想?で書いちゃいますと、トップバッター木下拓也さんはギターのボディーを割ってしまうのではないかと思うほど強いピッキングストロークの弾き語り・・・いわゆる暗くて激しい3拍子の古い日本のフォークらしいサウンドと言ってしまえばそれまでなんですが、お若い方だったので、こういう古いスタイスなんだ・・・とちょっとビックリしました。
 しかも名前がちょっと違えば木村拓哉だし、イケメンでしたからね~。

 二番手はキクチノブヒロさんで、普段はハードロックバンドでベースとボーカルを担当しているとの事でしたが、ギターもなかなかなお手前でございました。歌はシロウトではないよねという色を強く醸していました。
 歌と演奏の中でのそれぞれのリズムの絡み具合、しゃべりのテンポ感とも、シロウトのそれとは違っていたなと思いますが、完成されてしまっている分、お若いのに年よりかなり上に感じる音になってしまうのは粗削り好きな若者的には残念かもしれませんが、出演者中、抜群に優れた表現力を発揮されていたのは間違いありません。曲も親しみやすくて個人的には好きでしたよ。

 三番手の足立研さんは、村上が品川区でお手伝いしているビブラフォン奏者浜田均さんのNPO法人大人とこどものバンドクラブと同じようなNPO法人をやられている方で、年齢も村上と近い方でした。
 さすがにそういった団体を率いている方らしく、ステージ上も下もコマーシャルで積極的な方、かつ、なんとなくユルユルな愛がテーマになっているユル~い音楽をユル~くやられているイメージがあり、そうですね、人間的にはぼくの知っている中ではうちの長いお客様の山形さんに近い人間の色を感じました。
 いかにもとっても性格の良さそうな、我々よりもはるかに人間の質が良さそうな方です。
 みんなの代表をするような方は、ぼくのように気分屋とか態度悪く見られる人間ではダメで、しかも自己プロデュースも上手じゃないといけないんですね~。

 で、4番手は我々。
 楽しくやれましたが、村上はアンプの音づくりに苦戦していましたね~。ってか、奥まった位置でベースが唸ってしまうのですが、これは場所の構造上仕方のないところです。
 使用するベースをもっと下が出ないで中域中心のSGベースにすれば良かったかな・・・。
 ギターは、けっこうエフェクターを踏み間違えて、ギターソロに空白が出来るところがあっちゃったかな。。。なんとか誤魔化したけど。。。(笑)
 反省点として、ボリュームペダルがリニアに反応しないところがかなりプレイの邪魔をしているのは間違いないので、ボリュームペダルを別出しで使おうかなと考えています。
 ギターの音は次のIt's Loveのギターの方からお借りしたアンプがとてもコントロールしやすいアンプだったので気持ち良く弾かさせていただきました。感謝!

 最後はIt's Loveさんでファンキーな3ピースバンドでした。先にお話したとおり、ギターの方は長身の左利きで小さなギター、ベースの方はいつもニコニコな感じ、ドラムの方は目がご不自由なのに、ちゃんとクラッシュもフロアタムも外さずに叩かれていて、ぼくなんて見ていても間違えるのに大変なご苦労なんだろうな~等と勝手にいろいろ思っていました。

 全体を通じて飽きのこないバラエティに富んだライブだったように感じます。

 毎回企画されているタミーさんは、きっといろいろなところに出ては対バンの方を誘って苦労してメンツを揃えているんだろな~と思ったり、気づかない間にモニターが入っていたりして音響環境を一生懸命整えたり、沢山の写真を撮っていたり、ご苦労様かつ、感謝です。

 さて、今度の日曜日もライブ、隣の駅吉野町のこびとさんです。

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