今、録音中の組曲「マーリンと赤い竜はユニコーンを救う」ですが、新たな録音10曲に対して8曲を録音済み。組曲以外のオマケの2曲を残して、組曲自体は録音完了しました。
なので、当ホームページ「SONG」のコーナーに組曲のダイジェスト版をアップしました。
https://www.ltm.jp/lists/artists/bmwd
10曲とは言っても、2分くらいしかないバンドのオープニング曲や、今回新たに作ったバンドのエンディング曲はすでにアップしていますし、オマケに入れる2曲はWaiting for youとレクイエムは、レクイエムの方はホームページにアップしていますから、新たにお聴きいただく曲は無いCD制作ではあります。(両曲とも録音し直しますが…)
トータル時間も、人形大戦~続・人形大戦のカップリング盤が1時間近かったのに対し、たぶん10曲で40分くらいしかありません。
それに比べて、この組曲のお話の方はかなりちゃんと話を作ったため短めの小説くらいの文章量があり、規定のページ数で本が作れず増ページが余儀なくされ、本代が高くなってしまい、販売価格の@1,000円では赤字になることが確定です(笑)。(でも1,000円で販売しますが…)
そんなわけで、音楽の方はまだ2曲録音をしないとならない途中ではありますが、ストーリーブックの原稿は出来上がり、表紙は写真のようになりました。
新たな組曲を…というわけではなく、今、ライブで演奏している組曲はお聴きいただけるようにしておきたいという考えで、以前のぼく1人が無理やりギター、ベース、ドラムをプレイした酷い出来の演奏だった2008年録音のものは使いたくないため、録音のし直しをしています。
そういうわけですから、内容的にはほぼセルフカヴァーであるため、冊子のページ数問題も含めて今回は冊子メインの制作とも言えます。
いつもは「ストーリーブック付きCD」でしたが、今回は「CD付きストーリーブック」ですね。
ストーリーブック内の挿し絵は美妃が描いています。
音の方はライブで使っているドラムとシンセのオケを使って、それにギターを1本だけのライブの時とは違い、ギターを2~3回被せ録りしていますので、半分くらいの曲はお友だちの野上くんが10年前くらいに実際に叩いてくれたドラムデータを使っています。
野上くんのドラムと村上のベースの相性は良く、特にファンキーな曲ではないのに、気持ち良くビシバシとリズムもキメも決まっていますよ…。
あと1ケ月もすればライブで販売させていただける状況になるだろうと思います。
とりあえずは、限定10枚程度製作@1,000円赤字すれすれ販売ですが(笑)。
今回の「マーリンと赤い竜はユニコーンを救う」組曲のリニューアル録音では、Fender Playerシリーズが大活躍しました。
ぼくは2曲を除いてPlayerシリーズのTelecaster、村上も2曲を除いてPlayerシリーズのJazz Bassです。
村上は他にはアンペッグコピーのフレットレスベース(「手紙」「ペガサスのささやき」で使用)、ぼくが別に使用したのは全体を通してギターシンセと、先日改造したGibson SG Junior(「ペガサスのささやき」「伝説」で使用)でした。
テレキャスターのフロントピックアップを装着したSG Juniorは、普通にはGibsonでは不可能なハーフトーンが出せて、しかもこれが非常に有効な場面の多い潰しのきく音出し、極端なまでに対照的なリアのP-90のワイルドな吠える音に対し、テレキャスター用ピックアップの繊細なトーンのバランスは絶妙です。
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