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「netライブの投げ銭には無理があるのか」

2020/07/09 21:00

 やや想像はしていたものの、厳しい現実です。。。
 7/5のライブ、実際の集客は3人で会場では11,000円という多額の投げ銭をいただきましたが、やはり、netライブはこの4日で約280人近くご覧いただいていますが、残念なことにやはり投げ銭の振り込みはゼロ・・・。(お一人振り込むねと連絡いただいてはおりますが・・・。)

 net配信ライブは確実に現地に来る方を減少させてしまう方向でもあり、もともとコロナ対策で会場の入場者数を約17人から8人程度に制限しているため、お店の収益がガタ落ちになるのは必然・・・、なるべく多くの方にライブを見ていただく手段として実施していくnet配信については、お店にお礼として損失を少しだけでも補填することができる投げ銭無くしては諸刃の刃となり、続けていくことが出来なくなると考えています。

 また、投げ銭の半額はバンド側収入としてnet配信用の器材購入を目標とする考えですが、会場に来てくださったnet配信に関係ない方々からの投げ銭のみを財源としてnet配信ライブ映像向上のための器材購入を目指すのでは、ぜんぜん投げ銭をくださった方々の気持ちを考えるとすべきではない方向性にも思えて来ました。

 ライブの生放送net配信ははじめたばかりですので、今すぐに結論を出して「やめよう」とは考えたくありませんので、次回、8月2日のライブでも実施したいと思っています。

 現地での投げ銭の額があまりにも大きい額過ぎたので、次回からは上限をひとり1,000円までにしようと思います。(ぼくのイメージでのぼくらの演奏を現地またはnetで聴いていただくのに妥当な金額は、オトナで1人飲み物1杯に相当する程度の500円くらいだとイメージしていますので、1,000円でも多いと感じています。)
 netでは、ゆうちょ銀行のぼくの口座への振り込みをお願いしましたが、お聞きいただいた約280人の10%の28人でも「また聴きたい」と思っていただけて500円づつ投げ銭していただけたとしたら14,000円となり、お店に半額の7,000円はお礼としてお渡しでき、そのくらいの額が毎月のライブ配信でいただけたとすれば10月までコンスタントに収益を上げられたとすればですが・・・バンドの配信器材購入費用は28,000円程度となり、年末には2台のスマホを切り替えて配信することが可能になる器材を購入できます。

 いえ、実際のところ、本当に目指している数字での目標の考え方は、netライブ配信の投げ銭のお店へのお礼額が毎回7千円~1万円になること・・・です。昼間のライブとして考えると夜ほどの売り上げはないので、ほぼこの額が売り上げ減少額に匹敵するものと思われるからです。
 「実際に入るであろう人数3人−集客したい人数10人=不足7人」
 その7人が飲み物と食べ物を頼んだとしたら多分このくらいの額になるだろうという想定です。
 半額の計算なので、振り込み投げ銭収入の目標は14,000円~20,000円ということになります。

 でも、コロナで収益が厳しくなっているお店にお礼をしたいという気持ちと同時に、このことで余計に集客が減って聴いていただく機会を逸するのが嫌だから、多くの方に聴いていただく手段としてnetライブ配信をしたいという相反する気持ちがあり、不特定多数を狙うと「チケット購入制」や「登録者のみへの配信」という手段は取りたくないし、入り口は無料、気に入っていただけたら投げ銭というやり方を崩したくないところではあります。
 実際のライブについてもその形式なので・・・。

 ちなみに、来週かその次の週あたりには7/5ライブのムービーは削除させていただきます。やはり本来は「生」ですので、あまり長い期間残しておくべきではないと思いますので・・・。

 また、7/5ライブについてはアンケート結果で人気の高かったFacebook Liveを使って配信しましたが、当初はコメントをしていただいてそれをリアルタイムに曲間で確認してお喋りしていくような進め方を考えていたのですが、動画とは「いいね」が連携しているだけで、誰が来てくださったかも確認できず、ただ一方的にやるだけでnetライブ配信としては面白くないと感じたので、8月は違うサイトから配信してみようと思います。

 それで8月も投げ銭というやり方が失敗であれば、皆さんにご覧いただくという形ではなくなり、ちょっと不本意ですが、Twit castingでやっている有料配信の予めチケットをご購入いただいてご覧いただくスタイルで実施することも検討したいと思います。
 または、ライブ配信は諦めて、お客様は居なくとも録音だけしておいて後日ラジオ配信で報告するだけに戻すか・・・。

 いろいろ考えてはいますが、それとて健康であってのこと・・・。
 今はいついかなることがあるかわからない・・・娘は罹患の可能性の高い保育園・幼稚園、妻も銀行、ぼくは満員電車で地域として一番危険とも言える新宿区勤務という、いわゆる「夜の街」同等の危険な通勤をしているので、本当に特効薬ができるまでは「明日のことはわからない」という気持ちもあります。
 そういう意味では、ぼくのような疾患持ちで命の危機が予想される老人としては、演奏の記録を残しておいた方がいいのかな・・。いや、自分がこの世から居なくなってから自分の音楽を聴く人は限られた知人だけですよね。。。

 もともとは、定年退職再雇用で月額は半分以下、ボーナスを含む年収では1/3程度のお給料になり、音楽で必要な物は音楽で稼がないとやっていけなくなっているのではじめた「投げ銭制」ですが、コロナはそういった計画も全てぶち壊して店もミュージシャンも攻撃してきます。

 経済的にも健康的にも、なんとかして特効薬が出来て安全になるまでしっかり生きぬかなきゃいけないなぁ。。。
 と思いつつ、同じような考えを行ったり来たり・・・、悩み多き60歳と10ケ月です。

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