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「新しいZTアンプ ランチボックスを買いました」

2023/01/18 08:00

 今日も寒くて、年寄りは末梢血管まで血液が行き渡らず、手足が冷え切ってギターが弾きづらい日々が続きますが、今日の生存報告日記は小型高出力ギターアンプのZTアンプ、Lunchboxの新型「Lunchbox Reverb」を購入したので、それについて書きたいと思います。

 ずっと使っている"ZTamp Lunchbox junior"は、30Wがややパワー不足で、かなり負荷をかけた使い方をしているせいもあり老化も否めず、新たなアンプ購入を検討していました。

 しかし、歩きで運べるコンパクトで軽量、かつ、50W以上のアンプと限って探すと、なかなか無く、結局、最新型の"ZTamp Lunchbox Reverb"にする事としました。

 旧型のピーク200Wの"ZTamp Lunchbox"は持っているのですが、音の好みとして30Wの"Lunchbox junior"の方が好きなので、そちらをずっと使って来たわけで、また、200Wの方は村上の友達の笹本くんに貸す約束をしたし、新しい"ZT amp Lunchbox Reverb"は中国製造ではなく、米国カリフォルニア製造との事だし、何しろリバーブが付いたという事で、普通のアンプに近い使い勝手になるのではないか…と期待して購入しました。

 まだ自宅で小さな音で弾いただけなので、バンド練習にもライブにも使っておらず、完全なレポートは出来ませんが、戸惑うくらいに以前のモデルとは音が違います。
 そして、米国製造になったからか、はたまた、配給元の会社がきちんとしているのか、ちゃんとメーカー保証書もあるし、取扱説明書もあるし、ステッカーが2つも付いている…!
 ステッカー、どこに貼るか迷っちゃう喜び…ぼくだけか…(笑)
 まずはそこが以前とは大きく違います(笑)

 音の違いの件、ゲインを上げてもクリアで歪まないのは以前からのZTamp Lunchbox同様なので、ロック系やオールラウンドな使用ではエフェクターを使用してのプレイとなりますが、以前のモデルがオーディオのようななんの癖もないPA的な音だったのに対し、今回の新型は、ハッキリと癖があるギターアンプらしいトーンで、高域・低域ともに以前とは比べられないくらいに強く出力されます。
 その音の違いは、従来モデルではアンプシュミレーターで歪み音を作った方が思いどおりの音を造りやすかったのに対し、今回の新型ではギター本体の違いがもっとハッキリ出てしまうので、オーバードライブエフェクターの方が合いそう…いわゆるラインっぽいアンプではなくて、かなりドンシャリな音まで出る普通のギターアンプになっていました。
 普通と少し違うところは、小さな音でも、真空管アンプのボリュームを上げた時のようなコンプレッション感の強い音がする点で、これによって、ドライブ系エフェクターの効きがかなり増強されますので、自分のお気に入りのセッティングよりも歪みを弱くセットする必要がありそうです。
 ぼくはアナログアンプシュミレーターの"Sansamp classic"をオーバードライブエフェクターとしても使っているのですが、出力の低い1990年製造の初期モデルと、出力の高いラインレベルの2010年頃に追加購入したものの2台を所持していまして、最近は音量と音圧が欲しくて後者を使用しているものの、どうも今回購入した新型のZTamp Lunchboxでは前者の出力の低いモデルの方が通常のオーバードライブエフェクターに近い使い勝手ができるため、相性が良さそうです。

 Lunchboxにはじめて追加されたリバーブですが、フェンダー系アンプのようなアーキュトロニクスのスプリングリバーブをイメージしたようなデジタルリバーブで、アンプに付属のリバーブとして必要充分な音に感じますし、50%以上かけると、かなりリバーブ多めが好みの方でも納得出来る強い効果です。
 70%くらいかけると、あのベンチャーズのキュッキュッっていうやつができるくらいかかります。

 今まではジャズのプレイヤーに好まれることが多かったと思われるLunchboxですが、トーンのコントロールが、Bassはかなりスタックアンプの低域の響きを意識したトーン域の上げ下げ、Treble域はフェンダーアンプ的なドンシャリトーンの上げ下げ…に感じる帯域の調整なので、ポリトーンやピーターソン的に使える超小型アンプとして使っていたジャズギタリストに対しては、好みから逆方向に行ってしまったと思われるのではないか…と感じました。
 逆に、ロック系のギタリストはエフェクター等も他のアンプに接続するのと同じように接続すればよくなるので、はるかに使いやすくなったと思います。

 さて、どのように使っていくか…。少なくともリバーブが追加されているので、使えるエフェクター器材のバリエーションはかなり増えます。

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