「1.Beware of Moving Wax doll/2.高雄文/3.いちろう16/4.OUT OF DATE」でおおくりしました昨夜のライブ。
もし、ベーシストの方がご覧になっていればかなり面白いライブだったに違いなかったと思います。
川崎・サミーズとご一緒し、3月のサミーズでもご一緒する予定の高雄文さんはなんとドラマー欠席でベースの方と二人でのライブ。
しかし、堅実でしっかりしたプレイのベースワークで、ドラマーが居なくてもきちんとリズムやノリを作ります。
ややこの日はギターの音が硬くてくい気味に聴こえるようになっていたのですが、ベースがガチッとしっかりアフタービートでしめて聴きやすくされていました。うーん、良いベーシストだなぁ~。
しかも、このライブでのMCはベースの人。これがひとり突っ込みひとりボケで面白い(笑)。
まさにプレイでも喋りでも、突っ込んだらちょうど良いアタックとリリースで調整しちゃう優良ベーシストライブでしたね~。
この日のライブは緊張感があるライブではなく、とてもアットホームなライブづくりをされていました。
いちろう16さんは弾き語りでしたが、中心はオールディーなぼくにとっては聴きやすいロックンロール調でした。
あとで判明したことですが、なんとこの方、ぼくにとって出身校で1年の時の3年の先輩だったことがわかりましてビックリ。
我が地元のサミーズにも出られているようなので、またそういう意味でもご一緒できればいいなと思いました。
さて、トリのOUT OF DATEさんは以前もこのこびとさんでご一緒したことのある初期疾走系とでもいえば良いでしょうか・・・最近の若い方のロックの元になっているような気持ちいいロックンロールバンドです。
なんとボーカルの方は小・中学校と美妃にとってOBの方・・・という関係でした。
このバンドが面白いのは、ギターソロはほとんどなく、ソロパートはベースが弾く・・・という、絶対WHOだよねって言いたくなるサウンドです。
ベースのご本人は特に好きではないとおっしゃってましたが、たぶん、プレイの内容やバンドの中でのベーシストのあり方という意味でも、日本一近いのではないか・・・とぼくは感じています(笑)。
エフェクターで飛び道具のような音も出しますが、ひょうひょうとしたクールなルックスは、どこか高貴なイメージすら感じさせられ、「リードベース○○伯爵」みたいに個人的には想像してしまいます(笑)
一般的なバンドのベースというよりも、ロック的にカッコいいベースをよく極められているなぁと思います。
さて、そう考えてうちの村上のベースを考えてみると、お二人の丁度中間かな。。。
的確な模範的プレイとロックのカッコ良さが、100%ではないけれどそこそこの内容でブレンドされている・・・。
そうですね、コーヒーに例えると、色のはっきりしたベーシストがストレートコーヒーだったとすれば、うちの村上はやる音楽によって配合料をちょっとは変えるけれどブラジルを主体としたブレンドコーヒーという感じではなかろうか・・・という結論に達しました。
はて、村上がそうだということは、ギタリストとして自分を考えてみても同じような答えになるのでしょうね。
※追伸
ムービーを編集しましたので追加アップします。
https://youtu.be/blqw6ft0XT8
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