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おとなしいミニハムかと思いきや、とんでもないじゃじゃ馬でした

2018/07/12 00:00

 日曜日に購入した「Gibson SG Special 2018」ですが、やっとすべての改造?改変?改良?が終わり、昨夜家にやって来ました。

 試奏したときには「硬くて細めの音」に感じていたのですが、アンプとの相性でそう聴こえただけだったようで実際に家で弾いてみるととんでもない・・・超絶パワーのあるピックアップで凄い歪み音色・・・、Aカーブにボリュームポッドを変更したにも関わらずボリュームを絞っても歪みのコントロールが難しいほど。。。さらには、これはオルガンかなんかですか?と思うほどもの凄いサスティーンです。
 音も他の所持するSGよりも野太くて(けれどミニハムだからでしょうか、高域もしっかり出ています)、もの凄い張り出し感のある強い音です。

 同じミニハムバッカーと言っても、所持するファイヤーバードに搭載されているような低出力のものではなく、超高出力のものがこのギターにはモダンなものが採用されているようです。
 いわゆる今までぼくが購入してきたトラディショナルな古いタイプの音色のギターではなく、ナウなヤングの(笑)今風高出力ギターなんですね。。。

 あまりにもパワーがあり過ぎるこのギター、このままでは使いにくいので、いつものようにボリュームポッドをAカーブに変更、ペグをグローバーに変更、フロントピックアップ側だけにハイパスフィルターを装着、ピックアップは限界まで下に下げ・・・を行いましたが、それだけではどうにもなりません。
 また、ギターの配線がすべて基板になっていてパーツが変更しにくいため、基板を取り去って配線をしなおしてもらいました。

 パワーをかけたハードロック的なギターソロ専用の音としてのリアピックアップの音や、フロントピックアップの太くてもブワブワにならず使えそうな音は魅力的ではありますが、このままではバツキング時の音の張り出しが強過ぎで、もうちょっと軽い音も出せるようにしておきたいし、ピックアップの特徴だから仕方ないとは言っても、もう少しボリュームを下げた時に歪みがおさまるようにしたい・・・と思いました。

 そこでその辺をKEY渋谷店の田辺さんに相談したところ、コイルタップでシングルコイルに出来るようにしてみましょう・・・ということになり、見た目をオリジナルのままでそういった改造を施すことにしました。
 ぼくがトーンをコントロールすることはほとんど無いため、リア・フロントともトーン自体は直結として効かないようにし、代わりにトーン用のポッドをコイルタップスイッチ(スライダースイッチ)として使うこととし、トーン10でハムバッキング、トーン0でシングルコイルになるようにしました。
 歪みを抑えるほどの出力低下は叶わなかったものの、音色幅ではかなり面白い効果が得られました。
 特にリアピックアップのシングルコイルトーンは、ギブソンのシングルコイルピックアップP-90の音からは遠く、まるでテレキャスターのリアのような音になりました。特にボリュームを7くらいで出力した時はローズウッド指板のテレキャスターかなと勘違いしてしまいそうで、使い勝手が良さそうな音です。
 フロントもフルアップした際のかなり歪みながらもカラッとした乾いた音のイメージは非常に使えそうです。

 かなりバリエーションが広い音となって面白くなりましたが、今までのギターの感覚とはまるで違う使い方となるし、やはりボリュームの落ち方が少なくてコントロールしにくい事はかわらないので、かなり弾きなれないと使えない感じではありますが、8月19日の蒔田わみんのライブでは、このギターを使うつもりでいます。

 そんなこんなで、週末はちょっと伊豆に行こうと思っているし、そこそこ仕事が忙しくて休日にムービーが撮れないため、今回の購入報告はムービーなしとなってしまいました。すみません~。
 月内にはムービーも撮ると思います。

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