さて、7月10日は久しぶりのライブです。
久々なので曲の繰り返しとか忘れてしまっていたり、新曲を2曲新たに追加しますが、まだちゃんと覚えられてなかったりしていますので、ライブの前日に練習することにしました(汗)。
追加する新曲2曲は「ホワイトファルコン」「妖精対戦」ですが、現在制作中の新組曲「続・人形大戦」の4曲目と5曲目です。
「ホワイトファルコン」はゆったりした1970年代のロックを思わせる曲調です。こういったストレートな曲は通常は普通のメジャーコードを使うのが当たり前なのですが、この曲は最初のコードをメジャーセブンスにしているところで普通と違った雰囲気を出しています。
なんとなくバックマンターナーオーバードライブっぽくAメロは始まりますが、なぜかサビはゲーリーニューマンとYESの雰囲気もちょっとだけ加味してみました。
以前のWonder Boys時代にはよくやっていたタイプの曲かと思いますが、こうしたゆったりしたテンポのキャッチーな曲を美妃は歌ったことがありませんでしたので、やや新鮮な感じはあります。
「妖精対戦」の方は、美妃はまったく歌ったことのないファンキーな曲です。サビはややソウルバラード風ですが、全体としてはかなりファンキーです。
実は新組曲「続・人形大戦」は、すでに組曲のラストとなる6曲目も演奏は録音し終わっていまして、完成寸前です。
けれども、新組曲「続・人形大戦」はNET公開も、単独販売もしない予定で、前組曲の「人形大戦」とカップリングして11曲入りCD-Rをお話の本に付属して8月か9月あたりのライブからライブ会場のみで1,000円にて販売するつもりです。
ですので、この新しい組曲についてはYoutube動画には載せると思いますが、ライブ時に販売するCD-R付きの本と、実際のライブでの演奏以外にはお聞きいただけないものとなります。
なぜそのような方法をとったのか・・・なのですが、前作である「人形大戦」組曲はiTunes等でも販売し、たくさんの方に聴いていただきたいと思っていましたが、まるでダメでダウンロードしてくださったのは外国人を中心に本当にごく少数の方で終わってしまいました。
今回の「続・人形大戦」組曲は、いわば「人形大戦」組曲の付録のようなものと考えています。
聴いていただきたい「人形大戦」組曲を聴いていただくためのオマケで良いと考えました。
それもあって、新組曲の「続・人形大戦」組曲では、その6曲とも「自分たちらしからぬ曲⇒音楽性を企画した曲」となっています。
特にボーカル美妃にとってはまったく新しいサウンドとの出会いだったかなと思います。
うまくメロディーに歌詞が乗らなかったり、良い出来ではないものも多々ありますが、今までやらなかったサウンドをネタにしてみるのも楽しかったなと感じています。
ちょっと話が逸れましたが、そんなわけで、「人形大戦」についてはもう視聴増が見込めないNETの世界でなく、「続・人形大戦」とのカップリングで、ライブで実際に見て気に入ってくださった方だけがお聴きいただければ良いのかな、また、ぼくたちとしては歌詞とかよりも「組曲の童話的なお話」を読んでいただいた方が音楽との一致があると思うので、「本にCDを付属する」という方法を選びました。
1枚づつ自宅でCD-Rを焼き、これから作る出版物と合わせてパッケージを手作りですから、まあ、いいところ10枚づつくらいしか作ってられないとは思います。
けれども、それがぼくらが選んだ新曲発表の方法です。
どうしても「人形大戦」組曲を聴いていただきたかったから。。。
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