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「やってきました、イセヤセラヴィかくし芸大会」

2022/01/24 18:00

 やってきました、はじめての場所イセヤセラヴィでのライブ、コーネルさん主催の新春かくし芸大会ライブに昨日昼間に参加させていただきました。

 リハは無しで、軽いサウンドチェックのみでの本番…。
 オケ使用に演奏を合わせる形態のウチとしてはリハ無しは厳しいところですが、蔓延防止が出ている状況ですからお客様はいないだろうから…ということで、まぁいいや…最初の1~2曲はPAの調子合わせをしてもらって捨て曲で…と考えていたのですが、なんのなんの…、最初からしっかりオケをガンガンモニターに返してくれたし、全体の音も大きめで、バッチリな音でPAを鳴らしていただけました。
 小さめなステージですが、ちゃんと照明もしっかりしてるし、ドラムも据え置きのドラムにしては良い物を用意してるし…、なかなか音関係は良いお店でした。
 さらには餃子も美味いので、食事とライブが同時にできる好みのタイプの店ですね。

こんな感じでした。

↑画像のタイトルが2021年になってますが、2022年の間違いでーす。

 この時期ですから会社から外食店での飲酒は禁じられているので、ひたすらノンアルコールビールで我慢しました(笑)。
 まぁ、糖尿病でビールは絶対ダメと言われているので、飲むならば赤ワインか紹興酒がいいなと思っている昨今ですが…。
 ちゃんと酒を我慢するように現地までクルマで行ったし(笑)。体力消費を抑えるのと、なるべくウイルスをもらわない努力をするという意味もありで…。

 で、主催のコーネルさんを含めて出演は4バンドで、なかなかレベルの高い特に何れのバンドもボーカルが良いな~、みんな聴かせるな~というイメージで、美妃はプレッシャーがかかったかもしれません。
 いや、我関せずにノホホンとしてるから大丈夫か(笑)。

 音楽性としては我々「オトナの幼稚園」系、1980年代フュージョン歌謡だけどなんとなくアニソンを感じる系、レイニーウッド時代のジョーちゃん感化型からすの羽が懐かしい横浜ブルースロック系、たぶん竹田和夫大好きポールリードスミス羨ましいな相模線系など(それぞれのジャンルはぼくの主観によるもので実際のものとはやや違いがあるかもしれません)、それぞれの個性もしっかりした飽きさせないライブを展開し、お客様がカバッと入っていたらかなり見応えのあるライブだったと思います。

 個人的には最後のバンドのドラマーはかなりかなり好みでした。
 キックでベースをリードし、スネアでベースの音をしっかり切り、ギターにはツッコミ気味の16ビートで強弱のハッキリしたハイハットを時にタイトに踏みこみ、時にルーズに踏んでサポート、オカズはボーカルラインのビートを単調にさせない6連符や3連の頭抜きから入るあわせも多かったりと、バンドの核をしっかり作られているドラマーだな~と、さらには木胴のスネアの音がNegiのようにカチッと硬くて、打点音だけではなくてコンプレッサーをかけたように伸びのある音になったり、飲み込んでプスッと止めたりと、非常に巧みに良い音を出されていました。こういうドラマーだったらバンドはやりやすいし楽しいよねと感じる好みのタイプの方でした。1980年代のスタジオミュージシャンタイプ?個人的にはそうる透るさんのドラミングに通じるイメージに近い印象でした。

 出演バンドのほとんどは相模原の方々なようでした。
 コーネルさんのバンドは、前にご一緒していた時のメンバーではなく、この日の対バンの方々のメンバーが参加してのバンドとなっていました。

 さて、良いドラマーを見たりすると、ウチもオケじゃなくて全てナマの演奏でやりたいな…なんて思ってもしまいますが、今のウチのバンドで全てをナマで…と考えると、ドラマーだけでなく、シンセとオルガン系プレイヤー1人、ピアノとエレピ系1人も必要になるか、アレンジ的にエレキギターを可能な限り削除してぼくがギターシンセを弾き、美妃がエレピを弾きながら歌うという事になり、やたらにバランスも楽器の運搬も難しくなります…。

 さらには、金がないのでスタジオ練習はせずに村上の店(喫茶店)の営業終了後の土曜日夜に小さな音で練習しているので、ナマのドラムの音量にはとても対応できないのです…。

 まぁ、もともと、最後のドラマーが2011年に脱退してから、今後、すぐに辞めてしまう安定しないメンバーを探すよりも完全なナマ演奏は諦めて、この新しいコンセプトでシンセパートを加えたドラムのオケを使用するスタイル(ナマで演奏する3人に加え、最大でキーボード・ホーンセクション・チェロとバイオリンなども加えるため、数十人分の音までライブで作れるが、あくまでも演奏の中心はナマでプレイする3人)に2012年末から変更したために、いくらナマのライブの臨場感が欲しくとも、アレンジとしてオケを使わずにプレイすることはもう不可能になっています。
 できる方法があるとすれば、オケを作り直ししてシーケンサー等と連動させ、クリック音をドラマーに出力し、クリックにあわせて叩いてもらう方法でしょうが、これはやる方もぼくも「お仕事的」に感じてやりたいとは感じないですよね…。
 なので、別コンセプトでもっとシンプルなロックンロールバンド等をやらない限りは完全なナマには戻れないのです。

 そんなわけで、ナマでやれている他のバンドを見ながらちょっと「いいなぁ」と感じちゃったりするわけです。

 そういえば、コーネルさんから「阿久津さんはブルースも好きでしょ。今度一緒にやってよ~。」と言われました。
 そうですね、今はそうでもないけれど、19~25歳くらいの頃はシカゴブルースやスタックス系(スティーブクロッパー&ダックダン)のオールディーズソウルが大好きでしたよ。
 良いドラマーが居て、ついでにホーンセクションと良いオルガンプレイヤーがいたら、サム&デイブ、オーティスレディング、エディーフロイドだとかをブルースブラザーズ的にファンキーにやったら面白いかもですね~。黒いスーツに黒いソフト、レイバンの古いタイプのサングラスで揃えて(笑)。
 そういうのだったら、ぼくと村上でかなり完璧なお手伝いができると思いますよ(笑)。
 しかし、もう10年近くドラマーがちゃんと叩くステージでギターを弾いていないので、そういう当たり前な音場の中でギター弾けるかどうかわからないですね~。

 出力音はいつも小さい音でギターアンプではなくて、ギターアンプシュミレーターでアンプトーンを作っていますし、空間系エフェクトも最終処理をし終わった本来ならPAから出力されたトーンに近い音で小さなギターアンプから出力していますし、もう、昔のようなドスンというようなセパレートアンプの音や、フェンダー系のガリッとした音にスプリングリバーブを多めにかけた音…、どう弾くか忘れてしまっているような気がします。(個人的にはOrangeのコンボアンプの音が一番好きでしたけど・・・)

 譜面がダメな自分たちとしてはもともと関係ないのですが、歳を取ると老眼で近くは見えない・暗いと見えない・離れてもボケる…で、コード譜すら読み違えます(笑)。
 そういう人間は、なかなかセッションは難しいですね。

 さて、久々に使った"Gibson SG Faded"ですが、それなりに良い感じの音は出せましたが、自分が思っているよりも音がややブワついていて、欲しいだけの歪みをかけると明瞭感が失われてしまった感もありました。
 やっぱりぼくはハムバッキングピックアップとの相性がイマイチですね…。
 次のライブでは軽くてシングルコイルピックアップの"Gibson SG Junior"を使いますから良いのですが、その次の3月くらいにはシンラインの大改造が出来上がって来ないかなぁ~。
 こないだのように肩に突如として痛みが走る不安があるので、とにかくギターを軽くしたいし、出来上がって来るのが待ち遠しくて仕方ないです。

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