なんというか…、netさえ繋がっていれば、CDどころか配信の購入さえせずに、完全無料で音楽を聴くのが当たり前になっているのですね…。
SpotifyをiPhoneにダウンロードしてみてビックリしました。
さらに聴きたい音楽のチョイスも自分でするのではなく、その人の好みを参考にコンピュータが選択する時代なんですね…。
そしてこれが占いじゃないのにやたら当たる…。
ぼくのバンドも無料で聴けますが、勝手に選ばれる曲がえらいドンピシャです。
ただ好きなミュージシャンの好きな曲というわけでなく、あまりJAZZ系の曲は好きではないのにその中でこういうのなら聴くよね…みたいな感じのオススメ曲等も出て来るのですが、かなりハマってます。
最終的にはサムクックか、サムアンドデイブか、ラズベリーズ、バッドフィンガー、バディホリーあたりが多くかかります。
しばらくは音楽聴くのが楽しいです。
しかし、音楽配信販売とは異なり、ダウンロードせずにnet上で聴いていれば無料なわけで、ダウンロードする気が無ければ全く支払いが無いのですよね…。
そうなると、著作権にかかる支払いだけが配給元の業者に支払われるのでしょうが、金額はかなり小さくなり、さらに配給元と契約のミュージシャンはさらに取り分をピンハネされ、振り込み対象となる最低額に満たない場合はすべて売り上げは没収されてしまうので、録音物で売り上げを上げていけるのはかなりな人気者だけになっちゃうし、厳しい状況がさらに厳しくなる感じはありますね。
ぼくらも3組曲をiTunesやAmazonなどの配信販売に載せていますが、5~6年経ってもまだ最低限のミュージシャン取り分5,000円に届いていないので、実質儲けゼロで登録諸費用をとられただけになっています…。
Spotifyの場合はダウンロードよりも、ストリーミング時のロイヤリティだと思うので、楽曲販売とは少し違うと思えるし、ミュージシャン側にどれだけのストリーミング再生があったか、払ってくれなくても良いので換算した売り上げはいくらになるのかが知りたいですね。
もしかしたら「<1000」っていう表示が各曲にあったので、1000回未満の再生は対象外っていうことかな…。
でも、まぁ、音楽の聴き方も、自分に心地よい曲を探す探し方も、ずいぶんと昔とは違うんだなぁと思いました。
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