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TAG:新曲発表

「新曲『タイムマシーン』をアップしました」

2026/05/20 21:00

 ツイキャスでの生配信でもお知らせいたしておりましたとおり、新曲「タイムマシーン」の録音が完了しましたので、ホームページの「Songs」にアップしました。
 次のオリジナル曲をアップする際には、組曲構成になっていくと思われますため、この「タイムマシーン」はダウンロードできないようにするつもりですので、保存されたい方はぜひ、はやいうちにダウンロードしてくださいね。(順次ダウンロードすれば、組曲CDを買う必要がなくなりますね~。)
 試聴およびダウンロードページはこちら↓です。1曲目が新曲「タイムマシーン」です。

https://www.ltm.jp/lists/artists/bmwd


 実は今回の録音、かなり手こずりました・・・。
 なんてったって、マルチトラックレコーダーのZoom R16の調子が最悪で、電源が入らなくなるわ、録音中に電源落ちるわ、録音したはずのデータがすっ飛ぶわ、モニターが片チャンネル聞こえたり聞こえなかったりと…録音そのもの以外の苦労がありました。
 そうこうイライラしながら録音すると、考えも単調になりがちでギターの音色づくりをライブとは違った音づくりをしたいと考えていたのに、結局時間に追われて保守的になって面白くなく、盛り上がる中サビ以降のギターバッキングがつまらない…ので、中サビとサビはGibson SGでかなりロックらしくハードに弾くバッキングを追加しました。SGの音はSpark2アンプ内でRATのディストーションをかけたような1980年代ロックな音です。(下地のバッキングはノイズが小さいのでスタックハンバッカー搭載のシンラインをサンズアンプとディメンジョンをかけてダーティークリーンのような音で録音しました。)
 ギターソロはJ's Guitar Gym(Tetugen)製ぼくのオリジナルギターを使い、Spark2内のオーバードライブトーンで弾きました。ライブではソロもエンディングもリアピックアップで弾くと思いますが、録音ではソロはやや歪みを抑え気味にしてピックアップはハーフトーンで弾きました。
 今回はソロのフレーズが指をきちんと立てて複数音を出していくような…テレキャスターに合ったようなプレイなので、ハーフトーンで弾くことにしました。ただ、ライブだとヌケが悪いのでリアで弾くことになるだろうなぁ。
 エンディングはなるべくロックっぽく、ちょっと1960年代を意識したフレーズも交え、ソロのオーバードライブトーンを目いっぱい歪ませてリアピックアップで弾いています。
 ちなみに村上が録音に使用したベースはフジゲン製のG&Lなので、けっこう良い音なのですが、ギターを3本、ギターシンセでオルガン・オルゴール・マンドリンみたいな音(これはあまり聞こえない)を重ねているので、どうしてもベースの輪郭が思っていたよりも弱くなるなぁ。

 ぼくにとってロックは1960年代、ラブピーススマイルの"Love & Peace"なので、一部の人の金儲けのために死の商人になって人殺しの片棒担いで国民もテロ被害の対象になったり、平和を望み戦争を拒むことが罪になるような国になっていく…、ぼくは人の尊厳や自由を奪われることを嫌う傾向がありますので、そういう気持ちは当然音楽にものってきます。まぁ、それほどの信念も思想もないので、あくまで「自分の自由を奪わないでほしい」「給料も払ってくれるわけでないのに俺に命令しないでくれ」「人殺しを正しいと自分に言わせないでほしい」というだけです。だれかに命じるのではなくて、他人がどうするかは関係なく、ぼくに危害を加えないでくれと言っているだけです。
 その昔、イスラム圏で思想統一のために音楽が廃止されていた頃、楽器が小型化し(イスラムギターとも呼ばれるサズから小型のジュラなど)、隠れながら音楽は演奏され続けたと聞きます。音楽とは単なる大衆芸能ではなくて、歴史を見ると、自由を維持しようとする抵抗だったように感じます。
 教養(強要)童話「蟻とキリギリス」のお話はまさにそれを表した内容かと思いますが、唯一、音楽を推奨して各地の音楽を記憶してきたトルコの「蟻とキリギリス」のお話は結末が違っていて、冬の間キリギリスが蟻たちを音楽で喜ばせ、仲良く暮らした…となっているそうです。
 今はクルド人となっていると思われるその昔のジプシーのルーリたちこそ、そのキリギリスだったのではないでしょうか。彼らがセタール(三線・三味線)等のタール系楽器や、ピアノの元のチェンバロのそのまた元のチェンバレンやカーヌーン、バイオリンの元の2弦・5弦楽器、リュートの元のウード、奏法的にギターの元になっているイスラムギターたるサズ・ディワン・タンブール・ジュラなど、トルコやイランのケルマンシャー地区に居る彼らの楽器や音楽そのものです。まさに彼らがキリギリスだったのでしょうね。当然、世界の正しい音階や音楽を記憶するトルコの国営音楽隊もそうですが…。

 なのでこの「タイムマシーン」に続く曲は、その昔のジプシーたちを思い、音楽で金を稼ぐとは何だったのか(笑)を突き詰める曲にする予定です。

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