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Dream

2014/12/13 00:00

 配信代行業者にiTunesやAmazonからの配信を依頼して、12月中旬に配信販売が開始される予定の4曲の組曲「空飛ぶ自転車と赤い竜」ですが、その4曲について、1曲づつ、過去のエピソードなどを話すとお約束した最終回です。

 最終回は4曲目の「Dream」という曲についてです。

 4曲の中では一番アップテンポで疾走感のある曲で、実は個人的には4曲の中で一番気に入っています。

 歌詞(お話)としては、

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 赤い竜の時代は魔法の時代でした。
 赤い竜が、最大の魔法でありアーサー王の宝として守るもの…、それは「人が夢を創り出す力」であり「夢そのもの」だったようです。

 赤い竜は少女に優しく語りかけました。
「夢は捜すものじゃなくて自分で創るものなんだよ。」

 そこにはいろいろな意味が含まれています。

 そうですね…。私自身のことを考えてみますと…、ただ漠然と世代の社会の中で流されていただけの自分に気付かされます。
 年齢とともに感じる「普通」に照らして自分の位置を見たり、集団と言う力に依存するが故の不自由・正義感の喪失…どうでもいいことのオンパレードばかりで、挙句の果てには「しょうがない」とか諦めの言葉ばかりを吐いてしまう…。
 そして命が果てる時、たぶん「いったいこの人生は何だったのだろう…。何と無意味なものだったのか…。」と感じてしまうでしょう。

 人という生き物は、どうも、生きた証しを残すことで人生を創り、その原動力が夢であると思いたい生物のようです。
 たぶんそれは、自分と言う影響力が人類のためにほんのちょっと役立ったという自己満足かもしれません。

 けれど、悲しい思いや寂しい思い…楽しい思い出もあわさった記憶の中から、他人にも見せることができる夢を創れたら、それはどれだけたくさんの幸せを創ることができるでしょう。
 自分の人生の中でその夢は果たせないかもしれませんが、有り得ない夢を持たなかったら飛行機も空を飛べないし、クルマもない、電気で動くものだってありゃしないのですから…。
 いつの世でも、すばらしい夢は「バカバカしい絵空事」と見られるものです。そんな子どものような考えで絵空事を考えられたら、それが一番素晴らしい夢に決まっています。

 少女がお弁当に詰め込んだ思い出たちは、きっと将来の夢に繋がるキーワードになることでしょう。
 夢、それは諦めずに生き続ける事なのかもしれませんね。

 そして、赤い竜に別れを告げて沢山の自転車に乗った人たちが家路につきます。
 少女も家路につきました。
 なんだか、人生と言う旅にワクワクする気持ちでいっぱいになりました。

 さて、では私も少女を見習って、先のあまり長くない人生ではありますが、命に希望が見えるような夢を描きたいと望むことにいたしましょう。
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 人に一番大切なものは「夢を作り出す力」と考えた結末でした。

 そんなDream、ビデオを載せておきますね。

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