このこところ、インスタグラムでちょこちょことギタープレイ動画をアップしているのですが、その時の一時的なオケ作りに使用しているのが写真の「TRIO+」というものです。
この”TRIO+”は、一定のリズムでギターのコードカッティングを入力すると、それにあったドラムとベースのパターンを自動生成してくれるという優れものです。
さらにこの機種はルーパー機能も搭載しているので、バッキングのギターを録音したりすることも出来、ワンパターンで簡単なコード進行のものならばほんの5~10分もあればオケが作れてしまいますから、とても便利です。
今日はこの機種の説明をしようと思っているのではないのですが、不思議だなぁと思うことがあり、ブログを書いています。
“TRIO+”では、ベースとドラムのパターンをジャンル別に生成するようになっていて、それを上段真ん中のつまみで選び、上段右側のつまみでそのジャンル内に登録されているパターンを選ぶようになっています。(左に行くほどシンプル、右側はシャッフルになるように設定されています。)
簡単な繰り返しのパターン作りをするので、また、自分としては「私はロックギタリストだ」と思っているため、ジャンル設定は当然、1位「ROCK」・2位「BLUES」を選ぶことだろうと予測していたのですが・・・、実際使ってみると自分としては全くその2ジャンルは選んでいないのです・・・。
「ROCK」はドラムの音がシャープでなくだらしない感じがして好きになれないし、ベースも大雑把過ぎてワイルドというよりも雑に感じるし、「BLUES」はドラムパターンは単調でベースパターンがつまらない・・・。
自分にはそう感じてしまったのです。
で、実際に自分がオケ作りに一番選んだジャンルは何と「POP」、次いで「R&B」、その次は「LATIN」でした。
「POP」がドラム音色・ドラムのリズムパターン・ドラムのオカズ、ベースのフレーズやリズムパターンが、一番自分の実際に行うアレンジに近いものでした。
どんな曲とか関係なしに潰しが効く重宝なものが「POP」でした。
「R&B」は、ぼくがブルースだと思っているパターンや古いフォークロック風のパターンでも使える汎用性の高い「昔風」な感じがして、これもドラムのオカズやベースのフレーズなども納得がいくものでした。
「ROCK」が自分の思うロックにならない理由として、この機種の入力手段がコードカッティングのみから生成するようになっており、単音の入力はルートとして判断されてしまうからで、例えばギターとベースはユニゾンで、ツェッペリンのようなカッコいいリフを・・・ということが出来ないところが「ROCKイマイチだなぁ」と感じさせるところです。
それから、ぼくがフュージョンっぽいと思っている中で気に入っているリズムパターンって、ほとんどこの機種では「LATIN」なのかなぁ~とも思いました。
どうもフリーでガンガンギターを弾こうとすると、タイコがギンギンに盛り上げてくれないと、ぼくの場合はダメなのかも(笑)。
それとも、中学時代に聴いたサンタナの影響なのでしょうか・・・。
考えてみると、ぼくの好んできたロックは、あまりマニアックなものは少なく、ウルトラCな技の応酬ロックでもなく、POPなロックが大半を占めていたなぁと思うと、ジャンル「POP」はアリなのかもしれませんね。。。
よろしかったら、ぼくのインスタグラムも覗いてくだされば有り難いです。
https://www.instagram.com/masakazuakutsu/
COMMENT