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「青春の甘酸っぱい思い出のブランド"Greco"」

2023/03/16 08:00

 今日の生存報告日記は、昨夜買って来たギター"Greco WST-STD"を自分なりのセッティングにして弾いてみたので、印象を書いてみます。

 Grecoの左利きモデルは右用より2割高い額になっていますので、①バスウッド材ボディー、セラミックマグネットピックアップ、安っぽいボリュームやトーンのPod(しかも、右用のAカーブPodのまま回転を逆にしているので、ボリューム10~2までフルボリュームのままで、ボリューム1で突如として音が消える…という、プレイヤーを無視した左利き用への改変)、バリが縁に残る質が良いとは思えないブリッジプレートなど…、2割高81,400円を考えると、突っ込みどころ満載なギターではあります。
 ちなみにボリュームとトーンの回転は、これでは実際の演奏ではキルスイッチにしかならないので、右用の配線で逆にしてもらいました。

 Greco WST-STDは単にテレキャスターのコピーモデルではなく、背が低くて手が小さな日本人に合わせた、また、安価に改変して使いやすく出来る部分は改変した日本人体型の我々に向けた"似てレキャスター"で、②の写真のようなL型シールドが挿せるジャックを採用していたり、③のような標準的フェンダーよりフラットなフレット形状でチョーキングしやすくし(さすがに日本製なのでフレットの仕上げは綺麗で安心して弾けます。)、④のネック形状もナット幅40mmとスリムで1弦6弦側に厚みが残されている台形に近い薄いUシェイプのナローネックで、手の小さな男性や女性を意識した形状になっています。
 さらに、このギターは他の同じギターよりも明らかにネック材のメイプル材が良いものを使われているのがラッキーでした。
 また、⑤のようにネックジョイント部はプレートが無く、ヒールカットされており、22フレットまで指が届くようになっています。
 極めつけは、⑥のように、ボディーが一回り小さいところで、軽いバスウッドボディーと相まって軽量化にもかなり寄与しています。
 それでいながら、通常のテレキャスターから持ち替えても違和感を感じない絶妙大きさだなぁと思いました。
 見た目も⑦のようで、違和感はありません。

 バスウッド材ボディー、セラミックマグネットピックアップという、安物ギター特有の内容なので、音は酷いものかも…という不安は、確かにバスウッドボディーの響きはハイもローも硬くて太いアッシュ材のようには鳴らずにフラットで暴れないのでやや安っぽい感じはありますが、このギターはネックが良く鳴るため、立ち上がりも良いので、セラミックマグネットピックアップのゴリゴリ音もさほど目立たず、ちゃんと使える音です。
 音は土曜日にちゃんとバンドで使ってみるつもりなので、それ以降にムービーで紹介できれば…と思います。

 さて、肩凝り腰痛、坐骨神経痛(腰骨の圧迫が原因)、加齢の疲れ、心筋梗塞でステンド入り心臓の保護…等を考えた3.0kgという破格の軽さ、発汗性蕁麻疹に対して蕁麻疹の発生がしにくいサラッとした塗装のボディー、それを満たしてくれるくたびれた老人に向いたテレキャスタータイプのギターが欲しいと思って見つけたギターは、あの昔懐かしい、ぼくらの青春のブランド"Greco"だった…というオチでした~。

追伸:
 ⑧の説明を書き忘れたので追記します。
 これは困ったところで、ストラップピンが大き過ぎて、ぼくの持っているストラップでは破けてしまうと思われる点です。わざわざストラップ買いたくないなぁ~。
#greco

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