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「なぜライブ会場のライブを口撃するのか・・・残念です」

2020/07/01 14:00

 ほとんどのライブは指針に従った安全なライブにもかかわらず、やみくもにライブは危険だとおっしゃっている方が多数おられますが、指針を守って実施しているライブの指針とはいったい誰が何のために作ったのかをお考えいただきたいという残念な気持ちです。「危険」と言っていた専門家の方々が「安全であるため」に決めた基準ですから。

 それが、平気で飲酒のために外出されている方々だったとしたら、それを言われるのはおかしいとも思うのです。一言も口をきかずにフェイスシールドの下のマスクの隙間からストローでお酒を飲み、45分以内にお店を立ち去ってお飲みになるとしたならば、ぼくらのライブ会場と同じくらいの安全度は確保したとは思いますが、はたしてどうなのか?

 もうスタンディングも無いし、場合によってはお客様の検温もしながら、席は間引きでフェイスシールドやビニール等の膜までステージに張って、しょっちゅうアルコール消毒して営業しているライブ店のライブを口撃するのか・・・と思うと非常に悔しい気持ちです。悪い意味でイジメ感すら感じます。

 バンドのお客様は、当然フットワークが軽い方(よく外に飲みに行かれる方等)が多いので、同じ行き場所になることが多く、特にうちの界隈ですと野毛とかで飲まれている方が多いのではないかと思います。
 そのような同族の方々の中から「音楽ライブは危険」と言われる方々が出て来るには、きっと洗脳等の理由があるのではないかと勘ぐって来ています。
 まさにこの排他的なイジメ感覚が、その昔、イエス・キリストを十字架にかけたパワーに等しいと感じました。

 よーく、ない頭を絞って考えてみたのですが、この理由は、こういった風潮を助長している方々の中心は音楽が嫌いであるか、極端な音痴であることの偏見か、政権に対する文句を音楽でムーブメント化させるような行いを恐れて政権服従型の社会を築くよいチャンスとしているからではないか・・・と、言論の抑圧と音楽人という人種の差別によるところが原点なのではないか・・・と感じて来ちゃいました。

 そのようなわけで、大切なお客様だった方で本当に残念ではありますが、「どういう付き合いなのか?」「偏見」「営業妨害」と厳しく感じられる方もおられたようなので、Facebook等のお友だちを解除させていただきました。ごめんなさい。
 ぼくは職業ではないし、店の経営者でもないので、ただ「対策が不完全なところが多い店も多い中飲みに出歩くのは安全で、対策を完全に履行する昼間の45分お店で音楽を聴くのが危険。」だと感じられているかわった考え方の方というだけで問題ありませんが、ただし、ぼくの場合はNETは音楽で繋がっている方々である関係上、みなさんが不愉快(場合によっては営業妨害)に感じる書き込みをその他のお友だちとしている皆さんに見えるようにするわけにはいかないのです。

 ライブがやりたい・・・その気持ちは当然ありますが、今のところは昼間のライブのみとしています。
 多数のバンドが集まって長丁場となり、飲酒によって免疫力も下がって罹患の危険度が増すであろう夜のライブは、ぼく自身が疾患持ちなので自粛しています。通常は「罹患していたらうつさないように」の観点ですが、こと夜については体力にも自信がないので飲み屋にも行っていないし常に家飲み・家食べにしているので、ただ免疫力低下の理由だけで夜たぶん、2バンドでお客様が一桁等が決定しているようなライブでない限り、コロナの特効薬ができるまでは出演しないと思います。(特効薬ができればバンバン出ますが・・・。)
 しかし、お客様は最初から最後まで居られる方も少ないと思いますし、危険度は何れにしろ飲食店同等だと思いますし、(いえ、指針に従っているライブ会場が殆どなのに対し、飲食店は指針どころか普通に営業しているところも多いので、逆にライブ会場の方が今は安全にすら感じますけれど・・・。)

 なんとなく今感じているところは、昔、ぼくがエレキギターをはじめた頃は意味もなく「エレキを買ったら不良」という概念がオトナたちにありました。
 根拠とかは「エレキを弾いて勉強しない」「バンドメンバーという悪い仲間とつるむ」という理由だったようですが、今は学校へ行ってエレキを習う時代になりましたけれど、そんな時代の「ロックは悪」という、あの概念がまた50年の時を経て再現されているように感じます。

 しかし、残念なのは、本来バンドの大切なお客様まで洗脳されていってしまうことです。
 さてと。。。これで山形や栃木などの遠方の方しかバンドのお客様がいなくなってしまったなぁ・・・。

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