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「地元で静かに余生を楽しむようにあとちょっとひっそりとライブし続けます」

2020/09/10 00:00

 今月19日で61歳になりますギター担当阿久津です。
 定年再雇用で65歳まではなんとか年収は1/3になりながらも収入がありますが、コロナ対策の職場対応策に対する遵守もありますが、日曜日しか活動できない自分たちにとっては(青物横丁~大井町周辺のみなら土曜日の夜8時頃なら可)、なかなか夜間に他地域に出て行って演奏する体力も活動を支える経済力もなくなってしまいましたので、今は本当に特別に昼間~夕方までのライブにお呼ばれでもしない限りは、月1回日曜のお昼に行う地元六角橋の"Sammy's Hawaiian Cafe"でのランチライブのみが唯一の活動となっています。

 バンドが続けられるのであれば、なんとかあと4年、ぼくが65歳再雇用終了による退職で無収入となってバンド活動を行ったり楽器を維持する経済力が完全になくなるまでは最低限の活動を続けたいです。
 あと4年は、最大でもあと48回のライブ、今までの平均的なペースでは年4~5回なので、現実的な回数としては20回くらいになるのでしょうか・・・、それで皆様とお別れしなくてはならなくなるものと思われますが、その後も楽器を売却しつつ、最後の1台になるまでもし弦とか買えるだけ余裕があればギターを弾いていたい気持ちではあるものの、なかなかバンド練習やライブは難しいでしょうね。。。

 そんなわけで、今は人生最後の時期の音楽生活を送っていますが、どうなんでしょう…。
 未だにやりきった感はなく、やり足りない感と、ダメだった感と、体力と体調はダメだけどギターはまだ弾ける感と、やり続ける事ができなくなる資金不足な少ない年金生活の不安が入り混じったような…、要は、音楽を辞めるという時はぼくにとって人生が終わるという事とイコールなんだな…と感じつつ…。

 でも、20代、30代とどんどんみんなが音楽をやめて行った時に、ぼくも3年はやめたものの細々とではありますが続けて来られたわけだし、昔だったら考えもしなかった60代という高齢でエレキギターを弾き続けているという幸せというか感謝も同時に感じています。
 続けたわりにはあまりに細々で、弾いて来た事が何も残らない人生だったな…という現実もありますが…。

 ここまでの人生で思った事として、もし自分がメジャーになってギターを弾いていたと仮定して、音楽内容はそこそこだったとしても、あれだけハードな生活に耐えられる身体はなかったと思うので、たら、れば…を考えても、ぼくは大成することなく終わっていただろうと思います。
 アマで細々でも、プロにしがみついて必死にやっても、答えは大してかわらなかったであろうこと…。

 いや、楽してダメサラリーマンな人生でも心筋梗塞で死にかけて薬づけになり、糖尿病にも軽くなり、突発性難聴で耳鳴り等の障害持ちとなり、泌尿器にも加齢障害、最近は坐骨神経痛と…、ハードな生活のミュージシャンだったら50歳になる前に死んでたかもしれませんね(笑)。

 けれど、自分のやって来た音楽がダメだったとは思っていません。
 ギタープレイも人生の生き方もミスの多い自分でしたが、もう少しだけ、感動をともにしてお聴きいただける方々との出会いを期待させてください。

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