BLOG

 

明日のライブで使うFender Custom Shop Stratocaster

2026/10/03 13:00

 ぼくも67歳とかなりなトシになり、そろそろいろいろな思い出を書いておかないと、自分でも忘れてしまうような気がして来ました。
 そこで、所持するギターとその特徴や思い出を書こうと思います。
 1993年にお茶の水谷口楽器で買ったFender Custom Shop Stratocaster(たぶん1990年製の1956年モデル)について、書きます。
 実は、ぼくは1989年末に一度ギターを辞めまして(バンド解散を期に音楽を聴くのすら辞め、サラリーマンに集中していました…。)、1993年、友人の結婚式で演奏することとなり、全くギターが弾けなくなった中、猛練習してギターを弾きました。たった1本残っていたESPのテレキャスターで…。そのギターは今はトラスロッドが折れてダメになりましたが…。
 それで「音楽をやめる。ギターをやめる。」という気持ちに変化が生じて来てしまいました。
 ただし、3年近くギターを触らないどころか、音楽も聴かないようにしていたため、以前のような「好きなタイプの音楽」とか、ギターに関する概念みたいなものも消失し、もっと原始的な人間の本質などを、こどもの観察や自分のこども性の意識発見などを目的とした作品づくりをしたい…などと思うようになりました。
この時は音楽よりも「物語を書いたり、絵を描いたりできたらいいな~」という思いでした。
 ある日、銀座の画廊で見た油絵から頭にストーリーが浮かび、その絵を描いた画家のお爺さんにその事を話してみました。
 以前音楽をやっていたことも画家のお爺さんに話したら、「音楽がやれる人なら、そのお話を音楽でやってみるべきだ。」と言われ、秋の終わりにまたギターを再度はじめ、バンドのメンバーたちの家をマルチトラックレコーダーを抱えて録音に周り、作品づくりをはじめました。
 ほとんどの楽器はもう手元になく、また、自分で歌ってバンドをはじめるため、ひ弱なぼくの歌声ではテレキャスターでは太い音過ぎると感じ、線の細い音にするためにStratocasterを買うことにしました。
 当初は弾きやすいし、価格も安めだったのでFender American Standardを買うつもりだったのですが、谷口楽器の天井から吊るされたこのCustom ShopのStratocasterが気になってしまったのです。
 数年前から吊るされていたようで、ネックジョイント部分に塗装のひび割れがありました。36万円のところ、キズありだから20万円…とオマケしてくれることとなり、14万円くらいだったAmerican Standardと比べることにしました。
 うーむ、弾きやすさはAmerican Standardだけど、音とギターの軽さはCustom Shopの方が好みでしたので、2時間ほど考えてCustom Shopの方を購入!
 当時のCustom Shopは、マスタービルダー作ではなく、出来の良いネックやボディーをチョイスして、独特な特長を加味させるチームビルドとなっていました。また、フジケンの技術協力が大きい時期のギターでもありますから、なんとなくGrecoのプロジェクトシリーズにも似ているような気もします。
 しかし、有名なOld Stratocasterとしてはアッシュボディーの1954年モデル、アルダーボディーの1957年モデル、ローズウッド指板の1962年モデルかと思いますが、このギター、1956年モデルと書かれており、1957年モデルとどこが違うかわかりません(笑)
 通常のStratocasterと違った点は、オールドモデルでありながらセンターピックアップが逆巻きで、ハーフトーンの際にノイズキャンセルできること。
 ソフトVの握りのネックだけれど、フレットのRが少なく現代的になっており、握りも「Jazz Bassですか?」と思うくらいにヘッド側の握りが細く、ボディー側は逆に極太になっているところ。
 ピックアップにはオールドのコピーではなくて、当時新開発のテキサススペシャルが搭載されているところ。
 全体的にはハイ上がりな音なのだけれど、よく聴くと高域も低域も抑えめで、中高域と中低域が強いところ。これはピックアップの特徴というより、あまり密度の高くないアルダーボディーと、かなり良いメイプルネックのバランスが、明らかにネック鳴り勝ちの音なためと思います。
 ギター音色の好みとしてはアッシュボディーのテレキャスターが好きなのですが、ぼく自身のパワーのない声との相性ではStratocasterかな…という事で買ったギターでした。

この情報をシェア

COMMENT

何らかのエラーがあり登録できませんでした。
入力に不備があります

・・・・・・・・・

ARCHIVE

TAGS