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“Legend LTE69-TL”改め、”264Guitars custom Legend”

2022/03/04 20:00

　ロシアが戦争始めちゃうし(プーチンはボケて脳味噌がプリンかなんかになっちまったんでしょうか・・・正気とはとても思えない殺人鬼…。)、自分はコロナで自宅療養期間が終了したものの咳がずっと続いてるし、どうも体調が良いとは言えずボケーっとして集中力がない嫌な状態ですが、たった一つだけ良い話題!

　264Guitars佐藤さんに昨年末にお願いしていた「Legend LTE-69 TL(シンライン)のボディーだけを利用して、新たなネックとピックアップを制作し、主要パーツも変更して、264Guitarsによる改良改変モデルを作る」という注文のギターが、ついに出来て来ました。

　ぼくがLegendのテレキャスターシンラインのコピーモデルを買ったとき、既にその改造を念頭に入れた購入でした。
　Legendのギターはネックはとても良いとは言えないものでしたが、ボディーはオクメというあまり良い木材ではない材質ではあるものの木目も綺麗だし、何しろ通常のテレキャスターよりもはるかに厚みが薄いボディーだったところが(明るい音、軽量、マホガニー系木材のためやや甘いセミアコらしい音)、このボディーに良いネックと良質なピックアップを組んで、半オリジナルギターを作りたいと考えました。

　まずは、あまりぼくの調子が良くないのでプレイはダメダメなのですが、とりあえず、ファーストインプレッション的なムービーを撮ったので見てやってください。


　通常のテレキャスターより短いスケールで、ボディーの厚みが薄いテレキャスターが欲しい・・・というのが最初の自分の望みでしたが、それに近いモデルがテレキャスターではないけれど特注の”Vanzandt Bronson”でした。

　でも、さらに肩こり腰痛から、もっと軽いギターを使いたい・・・。セミアコが弾きたい・・・という最終的な望みが生じました。
　もし、最初からオリジナルギターを特注すれば、通常は30万円以下では作れません。
　それを元のギター代を含めて総額10～12万円くらいでできる方法はないかと考えて、思いついた方法がこの方法だったのです。

　薄くてルックスも悪くないLegendのボディーを利用し、ネックはVanzandtのようなラッカー仕上げのパーフェロー指板でフェンダーとギブソンのスケールの中間値のダンエレクトロのスケールで作製、ペグやブリッジアッセンブリーは所持している使っていないパーツを使って節約、ピックアップは特注の手巻きピックアップで、8万ちょいで改変製作していただきました。

　ちょっとリアはハウリングを起こすところはあるものの、かなり思い描いていた感じに近い音となりました。
　もう、Legendの安っぽいペラペラなオーディオ的イメージの音色は出なくなり、高額なギターかな・・・という感じのする艶やかで太さのある音に変身しました。
　ピックアップ音ぎめの際に出した注文は、(もともとの264Guitarsさんオリジナルのピックアップの試作品はぼくが感じたところとしてはリンディーフレーリンに近い印象がありました。)リアはもっとロックらしく荒っぽくFender風味を加え、フロントは締まったタイトな音でかつ大人っぽい歪みにくい艶やかな音というような感じでしたが、まさにそうなっていると感じています。
　とは言っても、マホガニー系(オクメ)材のセミアコボディーによるモワッとした空気感はしっかり残っています。

　それとマイナー変更ですが、ぼくはトーンを絞るという行為をしないため、トーン無しで直結し、トーンポッドは回らないように固めてしまいました。
　シンラインは通常のテレキャスターに比べてトーンとボリュームの位置が近いため、ぼくのようにボリュームを頻繁に操作する者にとって、トーンを誤って回してしまうミスが連発しやすいと感じたためです。

　さて、ちょっと困っているところは、相性の良いピックがもう販売されていないようなのです・・・。
　Fenderの安い新素材ミディアムでやや長めのティアドロップのピックだったのですが、滑り具合とピッキングニュアンスのコントロールがこのギターの上ではベストだったのですが・・・、すでに販売されていないということ・・・。
　またちょうど良いピックを探さなくてはならないなぁ・・・。KEYのオリジナルピックもまあ相性良い感じなので、どれもピンと来なかったらそれかな。

　ギターについては、まだバンド練習に使ってみていないので最終判断はそれからではありますが、かなり思い通りのギターに仕上がっているなと感じています。
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