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「レジェンドのシンラインコピーモデル」

2021/11/22 00:00

　先日の日記「いかん～」の続きになります(笑)。
　前回ライブで重い335を使ってからというもの、その重さでマジで足腰が痛くてたまらず、普通のテレキャスターさえ重くて立って弾くのに厳しい感じになっているのに、なんというか・・・、あのセミアコ特有のまったりしたいい具合のボケた音の魅力が頭の中に残ってしまい、「穴の開いたギターで軽いのが弾きたい～」となってしまい、ならば極端に軽い廉価版のテレキャスター・シンラインのコピーモデルはないものか・・・と考えはじめたわたくし。。。。

　廉価版・・・という限定は、なにしろお金がないので、予算は3万円台くらいが限界の限界だからです。定年再雇用(高卒初任給と同程度の月給、賞与はみなさんの1/4くらい・・・)の厳しい経済状態なので以前のように楽器にお金を使えないのです。

　しかも、フレットを打ち替えした45年前のPACOのナチュラルのテレキャスターに合わせてベース村上がプレベをナチュラルにしたのに、当のぼく自身がそのテレキャスターについては重過ぎてライブで抱え続けられない事が判明し、村上のナチュラルのベースとセットアップするギターがなくなったため、ギターを捜すならなるべくナチュラルがいいな・・・とか、当然、今の腰の状態を考えると絶対に重さは3kg未満でなくてはならない・・・、あわよくば、せっかくフレット打ち替えしたPACOのテレキャスターのネックがもったいないのでそのネックを後日、装着できる可能性があるギター・・・という条件で、かつ、安価なコピーモデルをお捜しです(笑)。

　左利きなので・・・あるわけないよな～と思いながらお茶の水谷口楽器を覗いてみたら、荒井貿易の中国製造・最廉価ブランド・レジェンドから発売されているテレキャスター・シンラインがありまして、右用なら23,000円くらいのギター(残念ながら左用だと1万円くらい高くなりますが・・・)ですが、決して「素晴らしいギター」ではないものの「多分、ちょっとカスタマイズすれば使用に耐えうるギター」だと感じましたので、買っちゃいました。
　とは言っても、ボリュームポッドをもっとちゃんとした奴のAカーブのものに付け替えて、ボリュームポッドの回転を右用と同じにしてもらってからの引き渡しなので、手元にギターが入るのは24日以降になりますが・・・。

　一応、そんなわけで色はナチュラルと決めていたものの、とりあえず比較のために、メイプル指板の白いもの、その他フジゲン製の優れたものもあったので弾かさせてもらいました。
　フジゲン製約10万円のものは、ちょっとネックが太過ぎでしたが、さすがに各弦の音量バランスが抜群で価格の違いを見せつけられました。巻弦の音のブワつきがなく、アコースティック感はちゃんとあるのにタイトな音がしていました。
　同じレジェンドのメイプル指板の白いモデルは、ローズ指板のナチュラルなものよりシャープでクッキリした扱いやすそうな音で、いつものぼくならばそっちを購入対象にしていたと思いますが、今回の欲しいコンセプトは「335の代わりなので、よりセミアコらしいボケた空気感が初動音と空気感の時間差で多めに音に出ているもの。さらに軽量さが重要。」と考えていましたから、ナチュラルの方にしました。

　まぁ、ここからぼくらしいセッティング「ネックはやや逆反り」「弦高思いっきり低く(巻弦は特に)」「ボリュームポッドAカーブで、右利き同様の回転方向」「フロントピックアップは限界まで低く設定・リアは1～2弦側は高く、5～6弦側は低く設定」「弦はダダリオのテンションコントロール弦009～040の、巻弦が細いセット」にすると、「あれっ、他のギターと大して変わらない・・・」になっちゃって、単にクウォリティが低いだけじゃん・・・ということになりかねませんが・・・、少なくとも、多分、ここ半月の腰痛対策にはなるはずです。

　しかし、レジェンドのギター、センターポジションでノイズキャンセルするし、ジャックはL字ジャックも挿せる形状になってるし、ネックを外さなくてもトラスロッドを回せるようになってるし、フレットはRが少なくてチョーキングしやすいし、なかなか優れものの廉価版ですよ。
　以前、フォトジエニックを弾いたことがありますが、それとは雲泥の差に感じました。
　そう考えると、ペグだけが残念ですね～。

　ちょっと感じたイメージですが、フェンダージャパンを、高級器種はフジゲン・通常モデルがマツモクが作っていた時代の後、確かトーカイが普通のモデルを作っていた時代の廉価版が中国製だったと記憶しているのですが、なんとなく、レジェンドのギターはそれに似ているような気がします。
　気のせいですかね・・・。

　25日あたりにしっかり使いやすく調整してから紹介動画を撮ろうかな。。。
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