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Steinberger Spirit GT-Pro改

2014/06/08 21:00

　ついにバンドランキングベスト10から脱落し、11位になってしまいました。。。
　まあ、ブログのネタが尽きていたということもありましたが、先週はゲリラライブの報告ビデオもあった事を考えると残念です。。。

　さて、先日から騒いでいたギターについてですが、結局買ってしまいました。

スタインバーカーの韓国製4万円台の廉価版、Spirit GT-Proです。
　まずはビデオを。。。

　最初に装着されていたピックアップはかなり低出力でペリペリした音の廉価版にふさわしい残念な音のピックアップでしたので、お茶の水谷口楽器で購入する前にKEY横浜店に電話して、ボリュームポッドをAカーブへ交換とリアピックアップをGibsonの57クラシックへ交換する作業をお願いしてしまいました。

　で、今日、作業をしてもらってバッチリと自分に使いやすいギターになりました。

　ビデオの中で購入した理由を話していますが、最初に欲しいと感じた理由はまた別にあります。
　それは、テントなど大量の荷物をクルマに積んで旅行に行った際、ギブソンのギターはヘッドの角度などの関係で積みにくかったので、トラベルギターが欲しいなぁ・・・と思っていました。
　しかし、実際にエレキギターのトラベルギターをいろいろ見てみると、チューニングがとても狂いやすかったり、かなり持ちにくかったりしているのに、楽器としての精度ははるかに上のこのSteinberger Spirit GT-proが価格はほぼ変わらない(かえってトラベラーズギターの方が高い)のでした。。。

　Steinberger Spirit GT-Proもトラベルギターと同じような大きさだし軽さです。
なら、このギターの方が利用用途も広いし、とても頑丈そうだし、良いではないか・・・と思ったのでした。

　さすがに廉価版ですからピックアップは残念な音だし、フレットの打ち方もギブソン傘下になったスタインバーカーといえども残念ながら廉価版のSpiritは残念な仕上がりですが、チューニングの安定感や音量バランスなどはトラベルギターとは比較にならない完全な楽器です。
　残念ながら14フレットだけどうしてもビビってしまいますが、それ以外はピックアップ交換で粒だちのきれいな良い音になりました。

　しかし、ギター自体の購入は御茶ノ水谷口楽器ですが、KEY横浜店でピックアップの交換とボリュームポッドの交換をしてもらいました際、ボリュームポッドが小型のもので、もとの位置にボリュームポッドを換えて装着するには、かなりキャピシティを掘って広げなければ入らないことが判明しました。
　要は、とても小さくてあまり質の良いとはいえないボリュームポッドが装着されているのです。当然トーンのポッドもそうです。トーンポッドの位置は穴だけ大きくすればなんとかキャピシティを削らなくても普通のポッドが入る大きさが確保出来そうでした。
　なので、いったんトーンもボリュームも取り外し、ボリュームのあった位置は穴開き状態にしてトーンのあった位置の穴を広げてAカーブのボリュームポッドを装着しました。
　ピックアップによる音色変化よりも、実は基本的な音色の向上については、ボリュームポッドの性能向上と質の悪いトーンポッドを無くして直結した効果によるところが大だと思います。
　具体的には、ボリュームを絞った際の音の太さがしっかり残る点、高域が落ち過ぎない点、小さなボディでピックアップばかりの音の中では艶を含んだ音になった点などが効能かなと思います。

　リアピックアップのGibson57クラシックへの変更については、音のカサつきがなくなり、不安定だった音の粒立ちが安定したことかと思います。

　これくらい良くなったならば公園ゲリラライブに限らず、小音量のライブならばメインに使えるギターと出来そうです。

(追伸)
　しかし、このギターの名称…理解出来ません…。
　スピリットはわかります。廉価版ではあっても精神は引き継ぐ…っていう意味？
　けど、その後のGT-Proがわかりません…。
　なんでGT?
　クルマじゃないし、グランツーリスモじゃないとすれば、GTはなにの略なんでしょう…。グレートティーチャーではないと思います。
　さらには廉価版アマチュアモデルにProとは…これ如何に？
　調べてみると、フロントピックアップがシングルなのがスタンダードで、ハムバッキングだとProなようです。不思議な名付け方ですね。
　ちなみにスタインバーガーは創始者の名前で、ハンバーガーの種類ではないようです。
　現在はGibson傘下となっており、韓国製はたぶんサミックのパテント生産なのではないかと思います。
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